25歳の平均年収と手取りを比較!年収に差が出る理由と年収を増やすコツを紹介

このページでは25歳でキャリアを見直す方に向けて、平均年収や差が出る理由を紹介します
自分の年収が適切か知りたい方にはかなり参考になる情報です
25歳では社会人経験がまだまだ浅いので、収入に不満を感じることがあるかもしれません
ですが、そのままで妥協せずに収入をアップする方法を紹介します
将来のために行動を起こす参考にしてください
こんな疑問も合わせて解決していきます!

自分が適切に評価されてるかを確認してください!
25歳の平均年収と手取りはいくらか
25歳というのは社会人としてコツコツ経験を積んできている時期です
20代の半ばになるので、今後のキャリアなどを見直そうと考えている方も多いと思います
25歳の平均年収一覧
条件別の平均年収や手取りを確認してご自身の立ち位置を確認してみてください↓
業界別 | 平均年収 |
---|---|
学術研究,専門・技術サービス業 | 約323万円 |
金融業,保険業 | 約322万円 |
情報通信業 | 約321万円 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 約315万円 |
鉱業,採石業,砂利採取業 | 約313万円 |
学歴別 | 平均年収 |
---|---|
高校 | 約268万円 |
専門学校 | 約286万円 |
高専・短大 | 約284万円 |
大学 | 約312万円 |
大学院 | 約334万円 |
企業規模別 | 平均年収 |
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大企業 | 約315万円 |
中企業 | 約286万円 |
小企業 | 約277万円 |
雇用形態別 | 平均年収 |
---|---|
正社員・正職員 | 約301万円 |
正社員・正職員以外 | 約245万円 |
地域によっても多少の誤差が出たりするので参考程度にしてください
25歳の手取り計算の仕方
まずは年収と手取りの違いを確認しましょう!
額面とは何か
額面というのは、会社が自分に支払うお金の合計のことで、基本給や通勤手当、時間外手当などが含まれ、給与明細では「総支給金額」と書かれています
手取りとは
手取りというのは、自分が本当に受け取ることができるお金のことで、所得税や住民税、社会保険料などが天引きされて実際に手元に残るお金のことです
給与明細では「差引支給額」と書かれています
手取りは額面のおよそ何割?
手取りは額面のおよそ75~85%です
額面から引かれる金額は家族の状況などによって変わるので、正確な手取りを計算は人それぞれ違います
25歳の平均年収と手取りに差が出る理由
同じ25歳でも上の表のように会社規模や学歴などによって平均年収や手取りに差が出てきます
なぜ差が出るのか具体的に見ていきましょう
地域差がある
基本的に田舎よりも都会の方が平均年収が高い傾向にあります
地域差がある理由↓
様々な企業が一つの地域に集中して立地する→労働者間や企業間での交流が活発になる→企業(労働者)の生産性が向上し賃金が上昇
田舎よりも都会の方が企業同士の交流が活発の傾向があるので、生産性が高いです
会社自体の売上も高く、働いてる人の年収も高くなります
さらに、都会の企業は高い年収を提示することで能力の高い人を集めたりします
こういった事情もあるので、都会の方が平均で見ると年収が高くなります
雇用形態・制度の違い
雇用形態や企業の制度によっても年収に違いが出ます
一般的に、正社員や正職員はパートやアルバイトよりも年収が高い傾向にあります
賞与(ボーナス)や福利厚生が充実しているので、年収で見ると高くなります
学歴の違い
高卒と大卒によっても給与が違います
基本的には「学歴が高い=能力がある」と見られるので、大学卒や大学院卒は高い収入を得やすい傾向にあります
「学歴だけでそんなに差は出ないんじゃない?」と思う人もいますが、実際には数十万円の違いが出るケースも少なくありません
25歳になる頃には、学歴による年収の差がはっきりしてくる会社も多いです
ただ、世の中の流れは学歴よりもスキルを重視している会社が増えてきているので、今後この流れは変わっていくかもしれません
25歳で平均年収を増やすコツ
平均年収を増やす方法は基本的には3つあります
- 副業をする
- キャリアアップを目指す
- 転職する
1つずつ見ていきます
副業をする
在職中の企業が副業を許可しているなら、副業を始めるのが今後のことを考えると、年収を上げるための一番いい選択肢と言えます
収入が増えることはもちろんそうですが、
- 副業の収入が増えればそれを本業にできる
- 副業で身につけたスキルが本業に活かせる
- 副業で身につけたスキルが転職活動につながる
といったように、総合的にプラスにつながるケースが多いからです
月1~2万円であればすぐに利益を得ることができる副業も多いので、まだ副業をしたことがない方は一度取り組んでみてください
副業について気になった方はこちらを参考にしてください↓

キャリアアップを目指す
一般的に年収を増やそうとする場合はキャリアアップをする人が多いです
役職が上がったり、非正規雇用から正規雇用になったりと方法はさまざまですが、キャリアが上がることで年収が上がることが多いです
25歳の時は、もっと高いレベルの仕事に挑戦したいと思うことがあるかもしれないです
そういった場合には、経歴やスキルを高める必要があります
ですが、キャリアアップは比較的安定して年収を上げていくことができます
転職する
早く年収を上げたいなら、高給与の仕事に転職するのが近道です
先ほど紹介したように、地域や業界によって給与に差が出ます
なので、同じ仕事でも地域によって高い収入を得られる場合もあります
ですが、年収を上げたいからといって焦って転職活動を始めないように気を付けましょう
- 自分がやりたいことは何か
- 将来の理想は何か
といったことを考えた上で転職活動をしていくようにしましょう
25歳で手取りを増やすコツ
実は会社員でも、年収は変わらずに手取りを増やすことができます
簡単に言えば節税です
ですが、正直いちいち調べて計算するのはめんどくさいので、簡単にまとめました!
今から紹介することをやれば年収を圧縮して課税される金額が減るので、結果的に払う税金が減って手取りを増やすことができます
自分で取り組めそうな内容を見つけてみてください↓
- 医療費控除
- 雑損控除
- 住宅ローン控除(減税)
- 保険の控除
- iDeCo
- NISA/つみたてNISA
医療費控除
1年間のうちにある一定の基準を超えた医療費を支払った場合、所得税や住民税の控除が受けられる制度です
また、一般用医薬品などを購入した際の金額が年1万2,000円を超えた場合、超過分の所得控除を受けられる「セルフメディケーション税制」という特例制度もあったりします
医療費控除をすることで、会社員の場合は所得税の還付が受けられることができます
雑損控除
自然災害や火災、盗難、横領などで、損失があった場合に受けられる控除です
家具や現金など「生活に通常必要となる資産」に損失があった場合、雑損控除の対象とすることができます
ただし、1個または1組の価額が30万円超の貴金属、書画、骨董、娯楽品などの贅沢品は対象とならないので注意してください
住宅ローン控除(減税)
住宅ローン控除の正式名称は「住宅借入金等特別控除」で、何個か条件はありますが、家を買うときに住宅ローンを使った場合に所得税の控除を受けることができます
所得税から控除しきれない場合、翌年度の住民税からも税金が控除されるので、家を購入した際には必ず利用したい制度です
この制度は、新築住宅の購入はもちろん、中古住宅の購入やリフォームなど居住用の住宅で利用できます
保険の控除
- 生命保険
- 介護医療保険
- 個人年金保険
- 地震保険
これらに加入している場合、それぞれの保険料に応じて一定の金額を控除することができます
所得控除限度額については、生命保険,介護医療保険,個人年金保険はそれぞれ4万円(全体で12万円)、地震保険は5万円までです
iDeCo
iDeCoは老後のために積立投資をして、年金に上乗せで資産形成をしていく年金制度です
積み立てた金額が「小規模企業共済等掛金控除」として全額が所得控除となりった上、運用益についても非課税です
ただし、原則60歳まで途中の引き出しや脱退はできないので資金管理には注意が必要です
NISA/つみたてNISA
NISAやつみたてNISAは、金融機関で開設するNISA口座で購入した株式や投資信託などの金融商品から得られる利益が、すべて非課税になる制度です
運用益が非課税になる点はiDeCoと共通していますが、NISAで運用する資産は売却・解約していつでもお金を引き出すことができます
なので、基本的にはNISAや積み立てNISAを利用して資産運用をおこなって、まだ資金に余裕があればiDeCoを利用するという流れがいいと思います
まとめ:25歳の平均年収と手取り(年収に差が出る理由と年収を増やすコツ)
この記事では25歳の平均年収と手取りに関してまとめてきました
年収を増やすためには
- 副業をする
- キャリアアップを目指す
- 転職する
がおすすめです
さらに、手取り(自分が使えるお金)を増やすためには
- 医療費控除
- 雑損控除
- 住宅ローン控除(減税)
- 保険の控除
- iDeCo
- NISA/つみたてNISA
といったことに取り組んでみてください!