【オルカンとは】インデックス投資はオルカン一本で大丈夫?

この記事で解決できる悩み↓
- オルカンとは何か?
- オルカンに連動する投資信託はどれ?
- オルカンに資金を全投入でもいいの?
本記事の信頼性↓

当ブログでは「貯金・節約・資産運用・副業」をコンセプトに、今日から始められる内容を発信します。
『オルカンって何?』
資産運用始めたてだと、このような疑問を持っている方が多いです
この記事を読んでいるあなたも、「オルカンを説明してみて!」と言われると困ってしまうかもしれません

僕もいきなり聞かれたら上手に説明できるか不安です…
オルカンについて理解を深めて、なんとなく資産運用から少しステップアップしていきましょう!
今回は「オルカン」について詳しく説明します
それぞれ細かい部分まで説明しますが、難しいところはスルーで大丈夫です!
最初はなんとなくでいいので、少しでも理解を深めていきましょう!

今の時代はオルカンは最強です!
オルカンとは
オルカンというのは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の略です
最近は資産運用の勉強をしている方が多い中で人気なのが、米国株(S&P500)に加えて今回紹介するオルカンです
オルカンはすべての国の株式市場を対象とした株価指数になります
オルカンには、米国、日本、イギリス、中国、ブラジル、インドなど、世界中の主要な株式市場が含まれていて、それぞれの国の優良な企業に投資することができます
ちなみにオルカンはアメリカ市場の影響力が強いです
それに加えて年々、新興国の経済発展の影響力も段々と増えてきています
なので、アメリカの成長と新興国の成長のどちらにも投資をしたい人が選ぶことが多いです
資産運用を勉強している人にかなり人気で、積み立て投資をしている中でS&P500に続いて人気があります
実際に2023年8月21日現在の楽天証券の「月次買付ランキング」はこちらです↓
楽天証券を利用している人の中で、買われてるファンドだということがわかります!
オルカンの国・地域別構成比率
オルカンの国・地域別構成比率こちらです↓

構成比率を見るとアメリカが59.6%で過半数以上を占めています
それだけアメリカの経済は世界に影響を与えているということがわかります
実際にオルカンの構成銘柄を見ると↓
順位 | 銘柄 | 国 | 業種/セクター | 組入比率 |
---|---|---|---|---|
1位 | APPLE INC | アメリカ | 情報技術 | 3.70% |
2位 | MICROSOFT CORP | アメリカ | 情報技術 | 2.80% |
3位 | AMAZON.COM INC | アメリカ | 一般消費財・サービス | 1.50% |
4位 | ALPHABET INC-CL A | アメリカ | コミュニケーション・サービス | 1.20% |
5位 | NVIDIA CORP | アメリカ | 情報技術 | 0.80% |
6位 | EXXON MOBIL CORP | アメリカ | エネルギー | 0.80% |
7位 | UNITEDHEALTH GROUP INC | アメリカ | ヘルスケア | 0.70% |
8位 | TESLA INC | アメリカ | 一般消費財・サービス | 0.70% |
9位 | TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC | 台湾 | 情報技術 | 0.70% |
10位 | JOHNSON & JOHNSON | アメリカ | ヘルスケア | 0.70% |
オルカンの構成比率のうち上位10つのうち、9つがアメリカの企業になっています
オルカン(全世界)と言っても半分はアメリカに投資をしてるんだということを理解しておきましょう!
オルカンの覚えておきたい特徴
ここからはオルカンがどんな指数なのかを詳しく見ていきましょう
「オルカンに投資していくならこれだけは知っておきたい!」ということだけを厳選しているので最低限の知識として知っておいてください
時価総額加重平均指数
オルカンは全世界の優良な企業に投資をするわけですが、優良な企業に向けて均等に投資をするわけではありません
先ほどの構成銘柄を見ていただければわかりますが、銘柄によって投資する割合にばらつきがあります
オルカンは時価総額加重型といって、企業の価値によって投資する割合が変わります
- 時価総額が大きい企業には多く投資
- 時価総額の小さい企業には少しだけ投資
時価総額が大きい企業というのはそれだけ株価が高くて人気な企業だということです
人気のある大企業ほどオルカンにたくさん組み込まれます!
IT・金融が強い
現在のオルカンに含まれている企業の中でITと金融が多いです
- 情報技術(IT):20.4%
- 金融:14.3%
- ヘルスケア:12.8%
- 一般消費財:10.5%
情報技術(IT)が強いのはアメリカの経済の特徴です
アップルだったりマイクロソフトなどは聞いたことがありますよね!
今は世界的にアメリカの経済が強いのでアメリカの経済の特徴も強く反映されています
ただし、時代によって変わってくるのも事実です
少し前までは一般消費財が一番割合を占めていることもありましたし、今後アメリカではない国が成長していく可能性もあります
このように全世界の経済の流れに合わせて、構成銘柄がどんどん変わっていくのもオルカンの特徴です
投資信託はオルカンだけでいい理由
正直投資信託はS&P500だけで十分と考えることができます
理由はこちら↓
- 分散投資ができる
- 手数料が安い
- リスク管理ができる
1つずつ見ていきましょう
分散投資ができる
オルカンは全世界の優良企業で構成される指数です
オルカンに投資をするということは、全世界の経済に投資をするということなので、かなりリスクを分散することができます
今はアメリカの影響が強いとはいえ、アメリカだけに依存しないで投資をすることができます
過去を見て一番実績があるのはアメリカの株価指数であるS&P500です
ただし、過去の動きが未来の動きではないので、今後のことは誰にもわかりません
その点を考えると全世界に分散している分、オルカンの方がリスクが低いと考えることができます
S&P500を詳しく知りたい人はこちらをご覧ください↓

手数料が安い
オルカンに関するインデックスファンドは、他の投資信託よりも低いコストで運用することができます
投資初心者に人気のあるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は信託報酬が0.09372%以内(年率・税込)と信託報酬がかなり低く設定されています。

ファンド名 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
---|---|
購入時申込手数料 | 無料 |
信託報酬 | 0.1133%以内(年率・税込) |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信株式会社 |
設定日 | 2018年10月31日 |
決算日 | 4月25日 |
長期投資において信託費用が少ないというのは大きなメリットだと言えます
手数料が高いと、せっかく利益が出ても手数料分マイナスになってしまうからです
年に5%増えても、1%手数料を取られたら4%分しか増えない計算になります
手数料が小さいので利益が大きくなります
リスク管理ができる
オルカンは、全世界の優良な企業500社から構成されているので、企業の倒産や経営不振のリスクを分散減らすことができます
さらに、全世界に投資をする指数なので色々な国の色々な業界に向けて投資をすることができます
そのため、個々の銘柄や業種のリスクを最小限に抑えながら、株式市場全体の長期的な成長に投資することができます
オルカンに連動を目指す投資信託がこれです
オルカンに投資するにはこちら↓
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
この商品を買えばオルカンに投資をすることができます

手数料も安いので安心して投資できます!
オルカンに資金を全突っ込みしてもいいのか
歴史的に見て、基本的にはオルカンに全突っ込みして大丈夫だと考えています
過去を見てみるとアメリカの株価指数であるS&P500が最強です
コストが安くて利回りがいいからです
ですが50年後もアメリカが一番かわかりません
その点を考えると、全世界での優良な企業に投資できるオルカンであれば、アメリカ経済が失速した際に、他の経済が成長している国の株式にも投資をすることができます
アメリカだけじゃないオルカンに投資をすることは将来を考えると、最適な投資先の一つと考えることができます
まとめ:資産運用はオルカンだけでも大丈夫
今回は、オルカンについての基本知識から投資方法についてお話ししてきました
オルカンは資産運用初心者にとっては最適と考えることができます
- 分散投資ができる
- 手数料が安い
- リスク管理ができる
オールカントリーとS&P500を両方買うか悩んでいる人はこちらの記事もご覧ください↓
