eMAXIS Slimシリーズについて徹底解説!【初心者OK】

この記事で解決できる悩み↓
- eMAXIS Slimって何?
- eMAXIS Slimはお得なのか?
- eMAXIS Slimを取り扱ってる証券会社は?
本記事の信頼性↓

当ブログでは「貯金・節約・資産運用・副業」をコンセプトに、今日から始められる内容を発信します。
『最近よく聞くけどeMAXIS Slimってなんだろう?』
資産運用始めたてだと、このような疑問を持っている方が多いです
この記事を読んでいるあなたも、「eMAXIS Slimを説明してみて!」と言われると困ってしまうかもしれません

僕もいきなり聞かれたら上手に説明できるか不安です…
eMAXIS Slimについて理解を深めて、なんとなく資産運用から少しステップアップしていきましょう!
今回は「eMAXIS Slim」について詳しく説明します
それぞれ細かい部分まで説明しますが、難しいところはスルーで大丈夫です!
最初はなんとなくでいいので、少しでも理解を深めていきましょう!

今の資産運用はeMAXIS Slimは最強の味方です!
eMAXIS Slimとは

eMAXIS Slim(イーマクシススリム)というのは、三菱UFJ国際投信が運用しているインデックスファンドのシリーズです
特徴は業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けているファンドであることです
eMAXIS Slimシリーズは他のファンドと比べて圧倒的に手数料が小さいので、資産運用をしている人にかなりの人気があります
投資対象に合わせて全部で13種類あり、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)やeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は証券会社の取引ランキングに載るくらい人気です

ファンド名 | 連動指数 | 純資産総額 | 信託報酬 | つみたてNISA |
---|---|---|---|---|
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | TOPIX(東証株価指数) | 838億7200万円 | 0.143% | 対応 |
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) | 日経平均トータル・リターン・インデックス | 367億2600万円 | 0.143% | 対応 |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | MSCIコクサイ・インデックス | 5235億5700万円 | 0.09889% | 対応 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | S&P500 | 2兆5181億円 | 0.09372% | 対応 |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | MSCIエマージング・マーケット・インデックス | 1203億6900万円 | 0.1859% | 対応 |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本) | 2987億7100万円 | 0.1133% | 対応 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス | 1兆3720億円 | 0.1133% | 対応 |
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) | 84億1700万円 | 0.1133% | 対応 | |
eMAXIS Slim 国内債券インデックス | NOMURA-BPI総合 | 201億9000万円 | 0.132% | 非対応 |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | FTSE世界国債インデックス | 774億8000万円 | 0.154% | 非対応 |
eMAXIS Slim 国内リートインデックス | 東証REIT指数 | 143億9500万円 | 0.187% | 非対応 |
eMAXIS Slim 先進国リートインデックス | S&P先進国REITインデックス | 233億1900万円 | 0.220% | 非対応 |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 2145億4700万円 | 0.143% | 対応 |
S&P500とオルカンについてはこちらの記事をご覧ください↓


投資初心者にeMAXIS Slimシリーズへの投資がおすすめな理由
資産運用をする方に、eMAXIS Slimシリーズがかなりおすすめです
というのも、資産運用をしていく上でのメリットが多いからです
- 手数料が低い
- NISAに対応している
- シンプルな投資ができる
- 分散投資が簡単にできる
- 相対的にベンチマークとの乖離が小さい
1つずつ見ていきましょう!
eMAXIS Slimシリーズがおすすめな理由①手数料が低い
eMAXIS Slimシリーズは業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けています
実際につみたてNISAの対象に選ばれているeMAXIS Slimシリーズの商品は9本中6本が同じカテゴリー内で信託報酬が最安です
長期的な投資を考えている人にとって、運用手数料が安いことは非常にメリットとなります
運用手数料が低ければ低いほど、その分だけ投資利益が増加するからです
なので、できるだけコストを抑えつつ効率的に資産運用を行いたいと考えているなら、eMAXIS Slimシリーズへの投資はかなりおすすめです
さらにeMAXIS Slimシリーズは今後も手数料が下がっていく可能性があります
これまでも業界最低水準の運用コストを目指して各ファンドの信託報酬を引き下げてきた実績もあります
業界最低水準の運用コストを目指す一環として、公正な比較の対象となる他社類似ファンドに係る信託報酬率が当社ファンドを下回る場合、ファンドの継続性に配慮した範囲で信託報酬率を引き下げることを基本とします。ただし、信託報酬率が業界最低水準となることを、保証等するものではありませんのでご留意ください。
eMAXIS Slimシリーズがおすすめな理由②積み立てNISAに対応している
eMAXIS Slimシリーズは13本中9本が積み立てNISAの対象になつています
つみたてNISAができる商品というのは、スクリーニング基準を満たして金融庁に認定された投資商品です
基準は投資信託の投資対象、販売手数料(購入する際に掛かる費用)、運用管理費用(信託報酬、保有していると掛かる費用)、信託契約期間(ファンドの運用期間)、分配金の頻度などが適正なものかどうかです
簡単にいうと、「しっかりと分散投資されていて、手数料が低くて、運用が安定している商品」が選ばれています
積み立てNISAで運用できる期間は20年もあるので、リスクが高かったり、手数料が高かったりする商品は長期投資に合わないから外されます
その点を考慮するとeMAXIS Slimシリーズに安心して投資することができます!
eMAXIS Slimシリーズがおすすめな理由③シンプルな投資ができる
eMAXIS Slimシリーズはインデックスファンドなので、投資初心者でも理解しやすいです
インデックスファンドというのは、特定の指数(インデックス)と同じ値動きをするように運用される投資信託のことです
インデックスファンドに投資することを「インデックス投資」と言います
代表的な指数(インデックス)↓
投資対象 | インデックス | 銘柄構成 |
日本株式 | 日経平均株価 | 東証第一部上場銘柄のうち225銘柄 |
| TOPIX(トピックス) | 東証第一部上場の全銘柄 |
海外株式 | S&P500指数 | 米国の代表的な企業500社 |
| MSCIコクサイ・インデックス | 日本を除く先進国22ヵ国の上場企業 |
日本債券 | NOMURA-BPI総合指数 | 日本の公社債(国債や社債など) |
海外債券 | シティ世界国債インデックス | 先進国の国債 |
日本REIT | 東証REIT指数 | 東証に上場する不動産投資信託の全銘柄 |
海外REIT | S&P先進国REIT指数 | 日本を除く先進国の不動産投資信託 |
コモディティ | CRB指数 | エネルギーや農産物などのコモディティ |
ニュースを見ていれば、日経平均株価やS&P500など、どれか1つは耳にしたことがあると思います
こういった指数に連動して取引していくのがインデックスファンドです
これはS&P500の過去の値動きですが、このように価値が上昇していけばインデックス投資がうまくいきます↓

インデックス投資は指数に連動して勝手に取引してくれるので、専門的な知識は必要なく取り組むことができるので初心者に最適です!

僕もインデックス投資をしてるよ!
eMAXIS Slimシリーズがおすすめな理由④分散投資が簡単にできる
eMAXIS Slimシリーズは、インデックスファンドなので個別株ではない安心感があります
S&P500やオルカンのように幅広く投資をできるので、リスクを分散することができます
投資のリスクをできるだけ減らしたい人にeMAXIS Slimシリーズはおすすめです
S&P500やオルカンについてはこちらをご覧ください↓


eMAXIS Slimシリーズがおすすめな理由⑤相対的にベンチマークとの乖離が小さい
インデックスファンドと対象の指数は全く同じような運用成績になると思われがちですが、実際は売買のタイミングや偏り、運用費用などの要因で完全に一致することは難しいです
この指数とファンドのリターンの誤差をトラッキングエラーと呼びます
インデックスファンドはトラッキングエラーは小さいほど優秀だという判断ができます
実際に調ると、eMAXIS Slimシリーズのトラッキングエラーは同じカテゴリー内でも相対的に小さいのでかなり優秀だと考えることができます
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)とeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を比較
インデックス投資ではS&P500とオルカンがかなり人気があります
証券会社の上位ランキングにも出てくるので気になってる方も多いと思います
全世界株式と米国株式のどちらに投資するのがいいかは、よく議論されていますが、結論から言うと、「両方買う」「どちらかを買う」どちらの方針もありです
詳しくはこちらで解説しています↓

eMAXIS Slimを取り扱っている証券会社
eMAXIS Slimシリーズのインデックスファンドは、ほとんどの証券会社で取り扱われています
証券口座を持っている方は、投資信託の検索欄で「eMAXIS Slim」と検索してみてください!
もし、まだ証券口座をお持ちでないのであれば、比較した上でネット証券で口座を作って、eMAXIS Slimシリーズに投資してみましょう
証券会社 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|---|
投資信託 取扱本数 | 2,655 | 2,619 | 1,368 | 1,662 | 1,703 |
つみたてNISA 取扱本数 | 205 | 194 | 169 | 193 | 191 |
eMAXIS Slim シリーズの取扱 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
クレカ積立 | 対応 三井住友カード | 対応 楽天カード | 対応 マネックスカード | 対応 au PAYカード | 非対応 |
クレカ積立 ポイント還元率 | 0.5~5.0% | 0.5~1.0% | 1.1% | 1.0% | – |
投資信託保有時 ポイント還元率 (年率)* | 0.042% | – | 0.03% | 0.005% | – |
eMAXIS Slimシリーズに関するよくある質問
- オルカンだけに全突っ込みで大丈夫ですか?
-
「オールカントリーだけに投資すればいい」「オールカントリーは最強」といった意見を見ることがあります
全世界株式はアメリカだけに依存しない投資をできます
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あわせて読みたい【オルカンとは】インデックス投資はオルカン一本で大丈夫?
- S&P500だけを買ってればいいですか?
-
「S&P500が最強」「S&P500だけでいい!」といった意見を見ることがあります
アメリカは今でも経済大国ですし、S&P500はこれまでの実績が圧倒的です
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あわせて読みたい【S&P500とは】インデックス投資はS&P500一本で大丈夫?
eMAXIS Slimシリーズへの投資はかなりおすすめ!
今回は、eMAXIS Slimシリーズについての基本知識から投資できる証券会社までお話ししてきました
eMAXIS Slimシリーズは資産運用初心者にとってかなり魅力的な選択肢の一つです
- 手数料が低い
- NISAに対応している
- シンプルな投資ができる
- 分散投資が簡単にできる
- 相対的にベンチマークとの乖離が小さい
それぞれの投資目標によって、買う商品は変わるとは思いますが、どの商品を買うにしろ手数料は低いに越したことはありません
なので、インデックス投資を始める際はeMAXIS Slimシリーズを第一候補にしてみてください!