【S&P500とは】インデックス投資はS&P500一本で大丈夫?

この記事で解決できる悩み↓
- S&P500とは何か?
- S&P500に連動する投資信託はどれ?
- S&P500に資金を全投入でもいいの?
本記事の信頼性↓

当ブログでは「貯金・節約・資産運用・副業」をコンセプトに、今日から始められる内容を発信します。
『S&P500って何?』
資産運用始めたてだと、このような疑問を持っている方が多いです
この記事を読んでいるあなたも、「S&P500を説明してみて!」と言われると困ってしまうかもしれません

僕もいきなり聞かれたら上手に説明できるか不安です…
S&P500について理解を深めて、なんとなく資産運用から少しステップアップしていきましょう!
今回は「S&P500」について詳しく説明します
それぞれ細かい部分まで説明しますが、難しいところはスルーで大丈夫です!
最初はなんとなくでいいので、少しでも理解を深めていきましょう!

今の時代はS&P500が最強です!
S&P500とは
最近は資産運用の勉強をしている方が多い中で、人気なのが米国株です
アメリカは世界で一番経済が強いのでその分株価も上がりやすいからです
S&P500というのは、その世界一経済が強いアメリカの株式市場での指数の一つで、アメリカの優良企業500社の株式の価格を計算して指数を出しています!
中身は様々な業種の企業を含んでいて、代表的な企業としてAppleやMicrosoft、Amazon、Facebook、JPモルガン・チェース、コカ・コーラ、ウォルマートなど1度は耳にしたことがある会社がずらりと並びます
資産運用を勉強している人にかなり人気で、積み立て投資をしている中で一番積み立てられています
実際に2023年8月21日現在の楽天証券の「月次買付ランキング」はこちらです↓
楽天証券を利用している人の中で、買われてるファンドだということがわかります!
S&P500の構成銘柄
S&P500の構成比率TOP10はこちらです↓
順位 | 銘柄 | 国 | 業種/セクター | 組入比率 |
---|---|---|---|---|
1位 | APPLE INC | アメリカ | テクノロジ・ハードウェア・機器 | 6.30% |
2位 | MICROSOFT CORP | アメリカ | ソフトウェア・サービス | 5.30% |
3位 | AMAZON.COM INC | アメリカ | 小売 | 2.60% |
4位 | ALPHABET INC-CL A | アメリカ | メディア・娯楽 | 1.90% |
5位 | BERKSHIRE HATHAWAY INC-CL B | アメリカ | 各種金融 | 1.60% |
6位 | NVIDIA CORP | アメリカ | 半導体・半導体製造装置 | 1.40% |
7位 | EXXON MOBIL CORP | アメリカ | エネルギー | 1.40% |
8位 | UNITEDHEALTH GROUP INC | アメリカ | ヘルスケア機器・サービス | 1.30% |
9位 | TESLA INC | アメリカ | 自動車・自動車部品 | 1.30% |
10位 | ALPHABET INC-CL C | アメリカ | メディア・娯楽 | 1.30% |
S&P500に投資をすることで、アップルだったりマイクロソフト、アマゾンなどの有名アメリカ企業に投資できます
自分で1つ1つ調べて分析をする手間がなくて、アメリカの有名な企業に投資できるので、かなりお手軽でコスパがいいです!
S&P500の覚えておきたい特徴
ここからはS&P500がどんな指数なのかを詳しく見ていきましょう
「S&P500に投資していくならこれだけは知っておきたい!」ということだけを厳選しているので最低限の知識として知っておいてください
時価総額加重平均指数
S&P500はアメリカの優良な企業500社に投資をするわけですが、500社に均等に投資をするわけではありません
先ほどの構成銘柄を見ていただければわかりますが、銘柄によって投資する割合にばらつきがあります
S&P500は時価総額加重型といって、企業の価値によって投資する割合が変わります
- 時価総額が大きい企業には多く投資
- 時価総額の小さい企業には少しだけ投資
時価総額が大きい企業というのはそれだけ株価が高くて人気な企業だということです
人気のある大企業ほどS&P500にたくさん組み込まれます!
厳格な基準で採用されている
S&P500の採用基準はかなり厳格です↓
- 米国企業であること
- 時価総額が61億ドルを超えること
- 浮動株比率が最低50%あること
- 健全な財務(黒字決算)であること
- ユニバース全体のセクター構成に等しくなること
このような決まりの中で優秀な企業を選んでいます
難しいことは理解しなくて大丈夫ですが、厳しい基準の中で優秀な企業だけを選抜しているということだけは理解しておきましょう
IT・ヘルスケアが強い
現在のS&P500に含まれている企業の中でITとヘルスケアが多いです
- 情報技術(IT):28.1%
- ヘルスケア:13.1%
- 金融:12.6%
- 一般消費財:10.8%
情報技術(IT)が強いのはS&P500が特別なわけではなくて、アメリカの経済の特徴です
アップルだったりマイクロソフトなどは聞いたことがありますよね!
ただし、時代によって変わってくるのも事実です
少し前までは一般消費財が一番割合を占めていることもありました
このように経済の流れに合わせて、構成銘柄がどんどん変わっていくのもS&P500の特徴です
投資信託はS&P500だけでいい理由
正直投資信託はS&P500だけで十分と考えることができます
理由はこちら↓
- 圧倒的な実績がある
- 手数料が安い
- リスク管理ができる
1つずつ見ていきましょう
圧倒的な実績がある
S&P500はアメリカの優良企業を500社で構成される指数です
なので、S&P500の成長はアメリカの成長ということができます
アメリカを代表する企業が着実に成長してきたことでS&P500も成長してきています

長期的に見ると、S&P500は過去100年間で平均的に年率10%以上のリターンを生み出しているという実績があります
この理由からS&P500だけに投資してもいいと言えます
オールカントリーの実績も確認したい人はこちらをご覧ください↓

手数料が安い
S&P500に関するインデックスファンドは、他の投資信託よりも低いコストで運用することができます
投資初心者に人気のあるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は信託報酬が0.09372%以内(年率・税込)と信託報酬がかなり低く設定されています。

ファンド名 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
---|---|
購入時申込手数料 | 無料 |
信託報酬 | 0.09372%以内(年率・税込) |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信株式会社 |
設定日 | 2018年7月3日 |
決算日 | 毎年4月25日(休業日の場合は翌営業日) |
長期投資において信託費用が少ないというのは大きなメリットだと言えます
手数料が高いと、せっかく利益が出ても手数料分マイナスになってしまうからです
年に5%増えても、1%手数料を取られたら4%分しか増えない計算になります
手数料が小さいので利益が大きくなります
リスク管理ができる
S&P500は、アメリカの優良な企業500社から構成されているので、企業の倒産や経営不振のリスクを分散減らすことができます
さらに、アメリカ全体に投資をする指数なので色々な業界に向けて投資をすることができます
そのため、個々の銘柄や業種のリスクを最小限に抑えながら、株式市場全体の長期的な成長に投資することができます
S&P500に連動を目指す投資信託がこれです
S&P500に連動を目指す投資信託はこちら↓
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
この商品を買っていけばS&P500に連動した投資信託に投資をすることができます

手数料も安いので安心して投資できます!
S&P500に資金を全突っ込みしてもいいのか
歴史的に見て、基本的にはS&P500に全突っ込みして大丈夫だと考えています
ですが、過去を見てみると何度も大暴落を重ねています
なので、ある程度最初に一括で購入しつつ余力を残しながら、毎月コツコツ積み立てていくという作戦がおすすめです
大切なのは暴落した時に「割安になった!」と考えて投資を継続をしていくことです
まとめ:S&P500は今の投資信託では最強
今回は、S&P500についての基本知識から投資方法についてお話ししてきました
S&P500は資産運用初心者にとっては最適と考えることができます
- 圧倒的な実績がある
- 手数料が安い
- リスク管理ができる
オールカントリーとS&P500を両方買うか悩んでいる人はこちらの記事もご覧ください↓
